自宅用マンションを購入した当時、変動金利なのか固定金利なのか、物件価格はいくらまで許容範囲にするのか、など色々と考えました。ので当時の選択と今の考えを書いていってみます。

 購入したのはおよそ5年ほど前で住宅ローンの変動金利は各銀行で0.65~0.85%ほどだったかと思います。固定金利は年数により1.00%~だったでしょうか。


 金利プランを考えるとき、

「変動は上がるから怖い。固定は動かないから安心。でも35年固定だと変動より金利負担がかなり多いし、、、10年くらいにしておけばいいかな。10年後にまた考えればいいかな」

というのが一般的な考えだと思います。私の周りはほぼソレです。そういう気持ちが無かったわけではありませんが、既にファイナンスについて勉強をしていたのでもう少し深堀してみようかなと思い、

(1) 住宅ローン金利のこれまでの推移とどこまで上がるか
(2) 給料の推移予測と対応可能な金利水準
(3) 変動固定の併用


を検討しました。結果、
『変動金利0.775%』
を選択しました。


検討内容の詳細を以下にざっくり記しておこうかと。

(1) 住宅ローン金利のこれまでの推移とどこまで上がるか
 不動産バブルの1990年頃にピークとなってからは低水準が続いており、気にするほど上がっていませんでした。不動産バブル時のような状況が二度とないとはいえませんが、可能性は低いと考えています。また、もしそうれが起きた時は景気が大幅に改善されていなるはずで、今から好景気時に恩恵を受けれるように動いておくことでリスク回避しようと考えていました。

(2) 給料の推移予測と対応可能な金利水準
 会社の賃金テーブルを入手して給料の推移をグラフ化し、返済総額をシミュレーションしました。昇格は平均よりも数年遅く残業はほとんど無し、家計の状況や勤務先業界の今後の動向も踏まえ購入金額を決め、金利が2.5%までなら想定した給与水準でやっていけると考えました。
 私の勤務先など友人知人は1.5倍以上で購入している人がほとんどです。残業共働き必須それでもキャッシュフローが怪しいはずはずなんですがね。。。

(3) 併用プランについて
 銀行数社に話を聞いた中で併用プランを提供している銀行がありました。当時は少なかったように思います。仮審査は受けたのですが、他社よりも頭金を多めに必要とされたのでお断りしました。変動金利がどうしても受け付けない人には併用プランを検討してもらいたいと思います。


以上より購入を決断したわけです。(と記憶している。実際はエクセルでいろいろ計算したりグラフ作ったりしたんですけどね。それはまた気が向いたら更新しようかな。)
きちんとしているかのようですが、物件を探して見つけて購入に至ったタイミングが良かったというのも事実です。しかし、購入者が納得するのが第一とは思いますが変動は「怖い」という理由だけで固定金利を選択するのはあまりにも勿体無いかと思います。

現在、変動金利は0.5%ほど、10年固定金利0.8%ほどになっていますね。借換ローンを取り扱っている銀行のサイトで試算してみると、100万ほど減額できそうでした。まだしませんが。

最後に、私の購入当時や今の金利の水準だと、実は堅実な運用で上回ることができると思っています。その方法とかはまた後日。。。


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